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 ショーモン鉄道高架橋  Viaduc-Rail de Chaumont 

東部鉄道会社(Compagnie des chemins de fer de l'Est)が、パリからミュルーズ(Mulhouse)に向けて鉄道を伸延しようとした時、ショーモンの町を横切っているスイズ(Suize)渓谷を渡る必要があった。そこで、会社は技師のウジェーヌ・ドゥコンブル(Eugène Decomble)に託した。彼は、2500人の労働者と300頭の馬を使って、全長654m、最大高さ52m、50連の巨大な石造アーチからなるショーモン鉄道高架橋(うち25連が3層)を僅か1年半で完成させた(1856年)。橋の2層部分には、谷を渡る通路が設けられた。ドゥコンブル技師は、この功績でナポレオン 3 世からレジオン・ドヌール勲章騎士(最下位のシュヴァリエ)を受けた。橋は、1975年に歴史的建造物になった。1枚目の写真は、橋の東南端から撮ったもの。2枚目の写真は、3層のアーチの拡大写真。短期間で仕上げただけあって、フランスらしい装飾がほとんど見られない。3枚目の写真は、2層部分の通路を43番目のアーチから撮ったもの。ショーモン鉄道高架橋のデータが他には何もないので、最近の楽しい話題を添えておこう。2012年から430台のLEDプロジェクターを使ったライトショーが始まった。橋全体を温白色(北側では、右に行くほど光が濃く、南側では左に行くほど光が濃くなる)でソフトに照らし、2層目の通路はそれとは違う色で明るく照らした。その様子を https://www.lightzoomlumiere.fr/ 社のサイトにある写真を使って紹介する。4枚目の写真は、3枚目と同じ通路の写真。撮影位置が低いので遠くのアーチの見え方は異なるが、内容的には同じ。5枚目の写真は、2枚目のように真横から見た温白色のライトアップ。