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クータンスのノートルダム大聖堂 Cathédrale Notre-Dame, Coutances
クータンスのノートルダム大聖堂は、絶頂期のゴシック様式とノルマンディーの伝統が融合したミシュラン・グリーン3つ星の大聖堂。ファサードの、鐘楼の尖塔(高さ77m)が直線的に空に向かって伸びて行く姿は、ランに始まりランスで完成した重量感のある鐘楼とは全く違っている。これこそがノルマンディーの特徴。この雰囲気は、中央の尖塔の回りを囲む多くの小さな尖塔「fillette(おちびさん)」によって強調されている(1枚目の写真)。身廊(天井高21.9m)でも、その特徴は受け継がれていて、天井のヴォールトを支える柱は、途中遮るものなく、一直線に延びている(2枚目の写真)。ランやランスの、途中の階層ごとに継がれていた柱と比較すれば、その “すっきりさ” がよく理解できる。さらに、翼廊の交差部には、八角形の採光塔(高さ40.85m)がそのまま見えているが、これも、その形と合わせ珍しい(2枚目の写真の上部)。