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 ブロワ王城  Château royal de Blois 

【世界遺産】ブロワ王城は、ルイ12世(1498~1515年)から約1世紀の間、フランス王の居城だった。ブロワ王城を、王の城として築いたルイ12世は、建物全体は赤煉瓦、建物の角や窓の縁には白い石を用いたフランドル的(石のないフランドル地方で発達した煉瓦の建物)なゴシック棟を1498~1503年と短期間で建てた。それは、下の俯瞰写真の下側の棟。棟の正面右にある入口の真上にはルイ12世の騎馬像(Statue équestre de Louis XII)が、壁を飾っている。ルイ12世に続き、フランソワ1世(1515~47年)が、白い石だけでルネサンス様式の建物を1515~18年と、これも短期間で建てた。俯瞰写真の右側の建物。この建物の中庭側の中央に、有名な螺旋階段が見える。最後に、アンリ4世の子、ルイ13世の弟のオルレアン公ガストン(1608~60年)が、1635年から俯瞰写真の上部の棟を建て始めるが、経費の問題もあり、1660年に死去した時も未完成のままだった。
 

1枚目の写真は、ルイ12世の煉瓦棟を中庭の側から撮ったもの。2枚目の写真は、ルイ12世の煉瓦棟の正面入口の上にあるルイ12世の騎馬像(1792年のフランス革命中に破壊され、1858年、当時の彫刻家スール(Seurre)の作成した複製が飾ってある)。3枚目の写真は、フランソワ1世のルネサンス棟の中庭側に飛び出た八角形の螺旋階段(シャンボール城の二重螺旋階段と違って普通の螺旋階段だが、外側に半分飛び出しているのが珍しい)。