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ユゼスのサン=テオドリ大聖堂
Cathédrale Saint-Théodorit, Uzès
ユゼスのサン=テオドリ大聖堂
はロマネスク様式で作られた11世紀の教会だったが、1621年、宗教戦争で完全に破壊され、鐘楼のフェネストレレ塔(Tour Fenestrelle)だけが残った。その後、1642~1663年にかけて再建され、1873年にはネオ・ロマネスク様式のファサードが追加された。しかし、ユゼスの人々にとっては、教会よりもフェネストレレ塔に愛着があるようだ。塔は12~13世紀にかけて作られ、高さは42m。宗教戦争で損傷を受けたが、ユゼスのシンボルとして19世紀末に大規模な修復を受けて元通りの姿に戻った。フランスでは唯一の円形の鐘楼で、1階に開口部はないが、2階には2連のアーチ窓が2ヶ所、3~5階には8ヶ所設けられ、開放的になっている。塔は、各階ごとに徐々に細くなっているそうだが、指摘されるまで気付かなかった。1枚目の写真は、大聖堂と一体化したフェネストレレ塔の全景。私の撮った写真はこれ1枚しか残っていない。ユゼス市では、「フェネストレレ塔は風景の一部であることに満足せず、風景を決めているのです。ぜひ訪れて、その歴史、秘密、そしてロマネスク美術の時代を超えた美しさに魅了されてください」として、4分近いYouTube映像を作成している。そこで、せっかくなので、2~4枚目にYouTube映像にあるドローンによる空中からの塔の全景と、近接撮影、立入禁止の塔内の3点を紹介する。